𝓉の意味
数学表記で使うカリグラフィー風の小文字 t です。 ここでいう「スクリプト」は、独立した文字体系ではなく、流れるような字形を指します。数学では文字の書体を変えて記号を区別し、𝓉 の役割は数式の文脈で決まります。
数学表記では、記号を区別するために以前から複数の文字スタイルが使われてきました。1999年、数学者の Murray Sargent III と Barbara Beeton は、科学技術系出版社の協力プロジェクト STIX 向けに、そうしたスタイルを符号化する案を提案しました。
𝓉 が t に変わるのはなぜですか?
互換正規化によって普通の t に変わることがあります。 Unicode の正規化形式 NFKC は、𝓉 を通常のラテン小文字 t に対応づけます。数式で書体の違いを記号の区別に使っている場合、この処理でその違いが失われます。
𝓉 の形がフォントごとに違うのはなぜですか?
数学用フォントによって、この文字の筆記体の形が異なります。 Unicode 18.0 は 𝓉 の輪郭を一つに定めていません。文字表は一例を示し、実際の形はフォントで決まります。線の形が違っても、文字自体は同じです。
数式では、このカリグラフィー風の文字が独立した記号スタイルを示します。
一般の文章で単なる書体指定として使うと、検索やアクセシビリティに支障が出ることがあります。
𝓉の入力方法
Windows (Word)
Alt+X1D4C9を入力してAlt+Xを押すと𝓉になります。
Windows
Win+Rcharmapで文字一覧を開くか、絵文字ピッカーのΩタブ(Win + .)を使います。
macOS
Control+Command+Space文字ビューアを開き、「mathematical script small t」を検索します。
Linux
Ctrl+Shift+U1d4c9を入力してEnterまたはSpaceを押します。
HTML
𝓉CSS
\1D4C9GNOME/GTK の Unicode 入力
GNOME/GTK では(2026年時点)、`Ctrl`+`Shift`+`U` を押し、`1D4C9` と入力してから `Enter` または `Space` を押します。
HTML 数値文字参照
HTML/XML のソースに `𝓉` と書くと 𝓉 が出力されます。MathML では文字そのものを使います。
コードと文字コードコードポイント数:1
HTML 十進数
𝓉
HTML 十六進数
𝓉
CSS 内容
content: "\1D4C9";
各エスケープは次のバックスラッシュで終わります。直後に十六進数字を文字として置く場合は空白が必要です。
URL エンコード
%F0%9D%93%89
1
画面上
1
コードポイント
2
JS .length
4
UTF-8 バイト数
画面上の記号は複数のコードポイントを含む場合があります。JS .length は UTF-16 単位、UTF-8 はバイトを数えます。
