˂の意味
音声表記で、文字の横に音の細かな特徴を書き添える記号です。 Unicode では ˂ を「幅つきの修飾文字」に分類しています。アクセント記号のように文字の上に重なるのではなく、文字の隣に自分の幅を持って並ぶ小さな記号です。言語学者はこうした記号で音がどう発せられたかを記し、˂ はそのための四つの矢じり(左・右・上・下)のひとつです。
Unicode 規格は ˂ を「前寄りの調音」、つまり通常より口の前のほうで作られる音の印と注記しています。辞書や現地調査によっては、さらに細かく使い方を定めます。国際音声記号(IPA)の標準記号には含まれません。言語学の外では、< の代わりとして目にすることもあります。
なぜ < の代わりに現れるの?
本物の小なり記号を禁じる規則をすり抜けるからです。 < は Windows がファイル名に使うことを禁じている文字のひとつで、HTML ではタグの始まりを表します。そこで、見た目がほぼ同じで、どの禁止リストにも載っていない ˂ を使う人がいます。「˂下書き」というファイル名は保存できますが、「<下書き>」はできません。
裏返せば、本物の < が必要な場所で ˂ は決して働きません。コードや数式、表計算の比較では小なり演算子ではないので、比較は失敗するか誤った結果になります。はっきり見えている記号が < の検索で見つからないときは、コピーされた ˂ が原因かもしれません。
専門的で目立たない記号。普段のチャットでは、たいてい飾り気のある小なりか小さな矢印に見えます。
本物の小なり記号が必要なコード・数式・マークアップでは絶対に ˂ を使わないでください。
このコレクションに含まれます
〜と混同しないで
3知っておくとよいこと
- ˂ と三つのきょうだい は、1990 年代初めの最初期の Unicode コード表にすでに載っていました。ファイル名の話が出てくるずっと前から、音声表記のための文字だったのです。
よくある質問
1HTML やコードで < の代わりに ˂ を使えますか?
いいえ。ブラウザーやコンパイラー、表計算ソフトがタグの始まりや比較として扱うのは本物の <(U003C)だけです。˂ はただの記号として文字のまま表示され、< の役目は果たしません。
˂ を含むコレクション
2˂の入力・検索方法
- 別名
- 左向き矢じり · 小さい小なり · 幅つき矢じり
- 次のように検索
- 不等号 似ている · 発音記号 · 音声表記 · 修飾文字 · 小さい矢印 · 偽の小なり · 小なり ファイル名
- 表示される場所
- テキストを入力できる場所 · 形はフォントによって異なります
˂\02C2コードと文字コードコードポイント数:1
画面上の記号は複数のコードポイントを含む場合があります。JS .length は UTF-16 単位、UTF-8 はバイトを数えます。








