‐の意味
多くは組版ソフトが置いた文字で、普通のキーボードには専用キーがありません。
ハイフンキー(-)で入力されるのはハイフンマイナスで、一つの記号がハイフンとマイナスを兼ねなければならなかった古いASCII文字セットの名残です。Unicodeはあいまいさのない専用ハイフンを別に用意し、組版での使用を勧めています。それが ‐ です。フォントは似た形に描くことが多いのですが、ソフトは形ではなく文字を比較します。
‐ に出会うのは主に、組版や出版のシステムを通った、またはそこからコピーされた文章です。書籍の本文、PDF、辞書、一部の文書テンプレートなど。そうした文章を検索欄、ファイル名、パスワード、表計算、コードのように文字を厳密に比較する場所に貼ると、見た目に問題がないのに一致しないことがあります。問題なさそうなハイフンがどうしても一致しないなら、これが原因の可能性が高いです。キーボードで打ち直してください。
日本語の文章では、カタカナの長音記号「ー」(コーヒー)や全角のハイフンマイナス「-」との混同も起きます。いずれも別の文字で、検索や並べ替え、入力チェックで区別されます。
ハイフンは何をする記号?
語の部分をつなぐか、次の行に続く語を示します。
英語では位置で意味が変わります。man-eating shark は人を食べるサメ、man eating shark はサメを食べている男性です。複合語や接頭辞の規則は言語ごとに違うので、英語の例は万能の決まりではありません。
ハイフンは行末で語を分割した位置も示します。普通のハイフンの後では改行が起こり得ますが、つないだ表現を一行に保ちたいとき、組版では改行しないハイフン ‑ を使い、実際にそこで折り返したときだけ表示させたいなら見えないソフトハイフンを使います。
ハイフンの起源は?
二つの語を一つとして読ませる古い記号から発展しました。 古代ギリシャの文法書では、複合語の文字の下に引いた曲線のつなぎ記号が「まとめて読む」ことを示していました。まだ短い横線ではありませんでした。
その後、中世の写本や初期の印刷本で、関連する記号が今のハイフンの二つの役割、行末で語を分けることと語をつなぐことを担うようになりました。英語では15世紀に複合語をハイフンでつなぎ始め、16世紀に一般的になりました。マイナス記号は形が似ていても、この歴史を共有していません。
それ自体に語調のない中立的な句読記号で、語の中でハイフンの役目を果たすだけです。
コード、ユーザー名、数式など厳密に照合される場所では、相手が求める文字(たいていキーボードのハイフン)を使ってください。‐ はマイナスにはなりません。
このコレクションに含まれます
〜と混同しないで
5知っておくとよいこと
- 英語 hyphen の語源はギリシャ語の hyph' hen で、「一つの下に」つまり「一緒に」の意味。古代の記号は複合語の下に引いて、一語として読むことを示しました。
- Unicodeがキーボードの文字を「ハイフンマイナス」と呼ぶのは、昔から二役を務めてきたからです。区別したいときのために、ハイフンには ‐、マイナスには が用意されています。
よくある質問
3‐ を使うと検索やコードがおかしくなる?
なり得ます。プログラミング言語、数式、厳密に照合する多くの入力欄は ‐ と - を別の文字として扱うので、A‐12 が A-12 と一致しないことがあり、数式では ‐ はマイナスとして働きません。
‐ とキーボードのハイフン、どちらを使うべき?
たいていはキーボードのほうです。‐ はあいまいさのないハイフンを求める丁寧な組版向けです。厳密に照合する場面では、相手が求める文字、普通はキーボードの文字を使いましょう。
見た目で区別できる?
できないことが多いです。多くのフォントは似た形に描き、ハイフンマイナスを少し幅広く描くものもあります。確実なのは文字コードを調べることで、U2010 がこのハイフン、U002D がキーボードのものです。
‐ を含むコレクション
1‐の入力・検索方法
- 別名
- Unicodeハイフン · 正式なハイフン · 本物のハイフン
- 次のように検索
- Unicode ハイフン · ハイフン 記号 · U+2010 · ハイフン ハイフンマイナス 違い · ハイフン 長音 違い · ハイフン 入力
- 表示される場所
- テキストを入力できる場所 · 形はフォントによって異なります
‐\2010コードと文字コードコードポイント数:1
画面上の記号は複数のコードポイントを含む場合があります。JS .length は UTF-16 単位、UTF-8 はバイトを数えます。







